首相動静(2月9日)(時事通信)

<訃報>中村鐵さん69歳=元電通副社長(毎日新聞)

 中村鐵さん69歳(なかむら・てつ=元電通副社長、フロンテッジ会長)2日、間質性肺炎のため死去。葬儀は近親者で済ませた。「お別れの会」は22日午前11時、東京都千代田区紀尾井町4の1のホテルニューオータニ芙蓉の間。喪主は次男元(げん)さん。

石川議員、離党が望ましいと仙谷行政刷新相(読売新聞)
将棋 久保が逃げ切り、2勝目…王将戦・第3局(毎日新聞)
<両堂記>東大寺二月堂全焼時の様子、詳細に 奈良博で公開(毎日新聞)
“拳銃”構えた年賀状で弁護士を懲戒処分(産経新聞)
<河野氏>「質問取り」OK 自民の「要旨通告」に疑義 (毎日新聞)

未来見つめ続ける像 桂浜(産経新聞)

 【龍馬ゆかりの地を行く】

 高知市の観光名所を代表する桂浜。その海岸沿いの松林の間から、太平洋を見下ろす高台に高さ約14メートルの像がそびえている。坂本龍馬の像である。龍馬の功績をたたえる像は各地に点在するが、桂浜の像は郷里にあり、歴史的にも由緒があることから年中、龍馬ファンでにぎわう。

 桂浜は、龍馬にとって思い出深い土地だ。近くに義母の実家があり、幼少期には、生家近くを流れる鏡川から姉と舟をこいで遊びに行くなど、桂浜周辺には何度も訪れたという。

 そんな桂浜での龍馬像建立は大正15(1926)年、龍馬の生き方に心酔していた地元出身で早稲田大生だった入交好保さんの呼びかけで始まった。

 「龍馬の功績を示すような日本一大きな銅像を作る」

 同年8月、「坂本先生銅像建設会」を結成。2万円を目標に、県内の青年ら10万人から1人あたり20銭(当時のたばこ1箱分相当)を募ったという。

 当初、世間の反応は冷ややかだったが、活動を続けているうちに熱意が伝わり、目標を上回る約2万5千円(現在の約8千万円相当)に達した。

 像の制作は、詩人の高村光太郎の父、光雲の元で学んだ高知の彫刻家、本山白雲に依頼した。昭和3年5月に建立され、除幕式では、当時の田中義一首相らから祝辞が届くなど、大きな反響を集めたという。

               ×    ×

 その像も何度か危機にさらされた。

 第二次大戦中、あらゆる鉄や銅が徴集の対象となり、龍馬像も例外ではなかったが、軍部は「江戸末期に勝海舟に師事し海軍建設の計画を推進した龍馬は、海軍の創始者だった」と反対して、徴集を免れた。

 平成に入ってからは、経年劣化で像の腐食が進み、修復のため一時的に桂浜から撤去される事態に見舞われた。このときも、龍馬像を救ったのは、全国のファンから相次いだ寄付の申し出だった。

 1世紀近くにわたって大切に守られてきた龍馬像。だが、龍馬と桂浜のかかわりについてはいまだに不可解な点がある。幕末当時の桂浜は、龍馬像が立つ太平洋に面したエリアではなく、奥に入った浦戸湾のさらに内陸部を指したとされる。

 それなのに、なぜ桂浜に龍馬像が建立されたのか−。「米国・ニューヨークにある自由の女神に対照した」など諸説があるが、桂浜にある高知県立坂本龍馬記念館の学芸員、前田由紀枝さん(51)はいう。

 「『この場所しかない』というまさに直感で選ばれたのではないか。あの銅像があるからこそ、あそこがほんとうに龍馬に出会えるような場所になった。巨大な像を見て、人生を見つめ直す人も多い。龍馬は今でも悩みを聞いてくれる兄貴であり、友だちのような存在なのかもしれない」

               ×    ×

 龍馬の誕生日で、命日にもあたる11月15日には毎年、生誕地の碑前で「龍馬誕生祭」が行われている。31回目となった平成21年11月15日にも、全国から100人余のファンらが集まり、龍馬に思いをはせた。

 龍馬のおいの孫にあたる土居晴夫さん(86)も神戸から訪れ、「龍馬を愛する多くの人たちのおかげで誕生祭が続けられ、毎年出席させてもらっています」と感慨深げだった。

 各地のファンでつくる全国龍馬社中(橋本邦健会長)によると、ファン組織は増え続けており、いまでは国内外で132を数えるという。また、新たにオランダや台湾でも発足の動きがあるという。生誕祭実行委員長の内田荘一郎さん(61)は明言する。

 「新国家体制の基本方針を起草した船中八策や薩長同盟など大胆な発想は、現代社会にも通じる」 

 龍馬が暗殺されて140年以上が経過した。しかし、激動の幕末を身命を賭(と)して駆け抜けた志士は、いまなお輝きを失わず、今後も愛され続けることだろう。(おわり)

                   ◇

 「桂浜」 高知市南部の太平洋を望む海岸。土佐を治めていた戦国大名・長宗我部元親が桂浜北側の丘陵部に浦戸城を築き、土佐の中心地だった時期もある。現在は坂本龍馬像をはじめ、県立坂本龍馬記念館や桂浜水族館など観光施設が集まり、高知市を代表する観光名所として知られる。昔から月見の名所とされ、土佐民謡「よさこい節」にも詠われている。毎年、中秋の名月の夜になると「名月酒供養」が開催される。(加藤浩二)

【関連記事】
みんなの党「みんなで坂本龍馬です」に失笑
おじさん史観ではない女性誌的目線 「乙女の日本史」が話題に
“先輩”福山龍馬に続け! 次の大河ヒロインはアノ女優に
龍馬ブーム福山で過熱 4図書館がイベント
トラと龍馬の弁当を 阪神百貨店でうまいもんまつり

小沢氏、資産報告書に貸付金4億円の記載なし(読売新聞)
サンタ姿で放火、男逮捕=事務所に侵入、社長殺人未遂容疑−埼玉県警(時事通信)
外交機密費 官邸へ「上納」 政府初認定、違法性は否定(産経新聞)
<無登録営業容疑>バルチックカレーの会社を捜索 警視庁(毎日新聞)
裏金接待 前福岡副知事を収賄容疑で逮捕(毎日新聞)

<平野官房長官>小沢氏不起訴「良かった」(毎日新聞)

 平野博文官房長官は5日午前の記者会見で、民主党の小沢一郎幹事長が資金管理団体の土地購入を巡る事件で不起訴処分となったことについて「不起訴になって良かった」と述べた。その上で「同志として、民主党に所属する議員として、それは良かった」とも話し、官房長官の職務を離れた立場での感想であることを強調した。

 また、小沢氏の元秘書の石川知裕衆院議員が政治資金規正法違反(虚偽記載)で起訴されたことについて平野氏は「政府の立場でなく与党の議員、同志の立場で申し上げると、起訴されたことは極めて残念だ」と語った。

 一方、鳩山由紀夫首相は5日朝、小沢氏が不起訴となったことに関し、首相公邸前で記者団に「このような判断が下された以上、できるだけ早いうちに(小沢氏に)会いたいと思う。まだ日程的には決まっていない」と述べ、近く小沢氏と会談する意向を示した。【横田愛】

【関連ニュース】
公共工事個所付け:民主が通知後回し 社民・国民新が抗議
普天間移設:照屋議員ら平野官房長官に抗議 斟酌発言で
普天間移設:官房長官「5月末の地元合意にこだわらず」
名護市長選:「斟酌の理由ない」の官房長官発言に地元反発
平野官房長官:現行案除外せず 名護市長選の結果に

「引退と捜査は別の話」=朝青龍問題で警視庁(時事通信)
学テ、市町村名伏せ公開=京都府教委(時事通信)
<大阪パチンコ店放火>「絞首刑は残虐で違憲」弁護側主張へ(毎日新聞)
入院患者から高濃度インスリン、殺人未遂で捜査(読売新聞)
小沢氏は「出処進退の判断」問われる(産経新聞)

市立病院部長が覚醒剤 使用容疑で逮捕(産経新聞)

 神奈川県警高津署は9日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、横須賀市上町の市立うわまち病院事務部長、大槻如功(もとよし)容疑者(39)=同市日の出町=を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。

 同署の調べによると、大槻容疑者は1月31日、自宅リビングで覚醒(かくせい)剤を使用した疑いが持たれている。

 同署によると、別の覚醒剤事件の捜査で、大槻容疑者が使用しているとの情報を得て、任意で尿検査をしたところ、陽性反応が出たという。自宅からは覚醒剤や注射器、吸飲器具などは見つかっておらず、同署は入手ルートなどを捜査している。

【関連記事】
日本国籍取得後に暗転…中国出身の女性に何があったのか
イラン人13人逮捕 覚醒剤など3億数千万円密売か
「死んでびっくりした」元会社社長の死体遺棄で無職の男
秘密の共有で悪循環 主婦3人覚醒剤使用、夫すら気付かず
覚醒剤で控訴中の男「栃木に遺体埋めた」 屋久島の社長不明事件

漁船位置情報に空白=銃撃時間帯に数時間−北海道・海保(時事通信)
マック「期間限定バーガー」大ヒットの秘密 「楽しい」「分かりやすい」が鍵(J-CASTニュース)
個所付け通知、政府の関与否定=平野官房長官(時事通信)
【中医協】通院・在宅精神療法、病診で一本化へ(医療介護CBニュース)
出産育児一時金の月2回請求を検討―厚労省(医療介護CBニュース)

山本病院元理事長ら逮捕へ=肝腫瘍摘出で患者死亡−業過致死容疑・奈良県警(時事通信)

 奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(破産手続き中)で2006年、肝腫瘍(しゅよう)の手術中に患者が死亡した事件で、県警捜査1課などは6日、不十分な態勢下での手術を避ける注意義務を怠ったなどとして、元理事長山本文夫被告(52)=兵庫県西宮市甲東園=と主治医(54)=大阪府藤井寺市藤ケ丘=を任意同行した。業務上過失致死容疑で取り調べ、容疑が固まり次第逮捕する。
 捜査関係者によると、山本被告らは06年6月、入院中の男性=当時(51)=に肝腫瘍の摘出手術を実施。専門医など十分な人員配置や、輸血の準備をしないで執刀し、肝静脈を傷つけ出血多量で男性を死なせた疑いが持たれている。
 山本被告と主治医は心臓外科が専門で、肝腫瘍の摘出手術は未経験だった。同課は男性の腫瘍が「良性」で、手術は不要だったとしている。 

【関連ニュース】
ビジネス誌通じ投資募る=無登録勧誘のカレー会社
「週刊ゴング」の出版社が破産
山本病院元理事長を保釈=診療報酬不正受給
「浅井」社長に有罪=事故米不正転売
山本病院元理事長に実刑=診療報酬不正受給

石川被告はさばさば「国会議員執着ない」(産経新聞)
【中医協】「院内トリアージ体制加算」を新設へ(医療介護CBニュース)
陸山会土地購入 石川議員、政治献金800万円記載せず(毎日新聞)
偽造カードでブルゾン購入 自称ナイジェリア人の男を逮捕(産経新聞)
三菱ふそうトラック・バスが9万台リコール(産経新聞)

雅子さま「良くなられた」…東宮職医師団(読売新聞)

 適応障害で療養が続く皇太子妃雅子さまの病状について、東宮職医師団は5日、見解を発表した。

 見解は最近の状況について、「ストレスを感じ悩まれることがあっても、比較的早く立ち直れるようになっている」と説明。長い目で見ると大きく改善したが、公務などの活動の幅を広げるにはさらに時間が必要とし、外国への公式訪問については「負担が大きい」と否定的な考えを示した。

 現在の医師団は2004年6月に治療を開始した。見解は「(当時とは)較(くら)べられないほど良くなられた」と評価する一方、今後公務を増やすことには、「過分の負担とならないよう配慮が必要」と慎重な姿勢を示した。

 「今後の展望」の中では、回復に向けたカギとして、「十分時間をかけ、ライフワークとなり得る活動を見つけることに力を注いでいただきたい」とし、私的な海外訪問であれば「治療の面からも効果的」とした。

 雅子さまは03年12月に帯状疱疹(ほうしん)を発症。04年、「ストレスを主因とする適応障害」と診断され、以来、長期療養が続いている。

「借りたカネは返すな!」の著者を再逮捕 法人税でも脱税指南(産経新聞)
「だいじょうぶ」 人文字で防犯・防災「三つの輪」(毎日新聞)
南硫黄島近海で白煙、海底火山が活発化?(読売新聞)
NTT西に業務改善命令=顧客情報の漏えい問題で−原口総務相(時事通信)
<毎日新聞世論調査>民主党内の体制 有権者は不信感強める(毎日新聞)

「迷惑かけている」首相が後援会にメッセージ(読売新聞)

 鳩山首相と支援者の交流パーティー「鳩山由紀夫と新春の集い」が6日、北海道室蘭市内で開かれた。

 室蘭市後援会の主催。鳩山首相本人は欠席したものの、例年同様に約1000人が集まった。会場では鳩山首相は録画映像を通し、「ご迷惑をかけていることもありますが、国民のために身を粉にして働いています。新しい政治を必ずつくります」とメッセージを送った。

 鳩山首相の代理として出席した幸夫人は、「すごいスピードで政治改革が進んでいるが、一番大変なのは、50年の垢(あか)落とし」と強調。その上で、「皆が夢を持てる社会をつくるためにまい進している鳩山をよろしくお願いします」と訴えた。

<動く古代天井>CGの海の生物が動く…福井県立恐竜博物館(毎日新聞)
【中医協】医療職とケアマネとの連携を評価(医療介護CBニュース)
<衆院代表質問>政治とカネ、追及不発 首相淡々とかわす(毎日新聞)
知り合って1カ月で消費=男性から詐取の470万円−木嶋容疑者・埼玉県警(時事通信)
丸ノ内線が運転再開も停電でまた全線ストップ(産経新聞)

「角界に新しい風」=相撲協会理事選で−鳩山首相(時事通信)

 鳩山由紀夫首相は1日夕、日本相撲協会の理事に貴乃花親方が当選したことについて「非常にいいんじゃないかなと思う」と感想を語った。また、「選挙で選ばれたことは、角界に新しい風を起こしたのではないか。今いろいろと相撲協会も取りざたされているので、公平公正なルールで理事が選ばれるシステムをつくろうとしたことは良かった」と指摘した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 

【関連ニュース】
【特集】話題騒然 ファーストレディー
〔写真特集〕美人すぎる市議 藤川ゆり
〔写真特集〕華麗なる仏大統領夫人 カーラ・ブルーニ
小沢氏進退「本人が判断」=鳩山首相
「小沢独裁」を否定=社会保障円卓会議は消極姿勢

閣僚のヤジ・不規則発言、首相と官房長官が注意(読売新聞)
囲碁の謝が女流3冠独占(時事通信)
告訴受理忘れうその日付記載=警部補を書類送検、減給−千葉県警(時事通信)
<匿名通報ダイヤル>2月から児童虐待の情報も受け付け(毎日新聞)
口論の末、熊よけスプレー…9人を病院搬送(読売新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。