<選挙違反>後藤議員の出納責任者に有罪判決 熊本地裁(毎日新聞)

 先の衆院選熊本3区に出馬し、比例復活当選した民主党、後藤英友衆院議員(43)の出納責任者で公職選挙法違反(日当買収)罪に問われた井上広世被告(42)の判決公判が28日、熊本地裁であった。野島秀夫裁判長は「弁護側の主張は事実関係にそぐわず不自然だ」として懲役1年6月、執行猶予5年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。出納責任者は連座制の対象で、井上被告の有罪が確定し連座制が適用されれば後藤議員は失職する。

 判決によると、井上被告は派遣会社社長の冨田忍被告(36)=同罪で公判中=らと共謀し09年8月19日〜9月11日、選挙期間中の運動報酬として派遣社員8人に計約73万円を支払った。

 弁護側は控訴する意向を示した。後藤議員は事務所を通じ「無罪が認められなかったことは遺憾だ。今後は控訴審の推移を見守らせてもらいたい。私自身は国会議員の職責を果たすため、活動を頑張っていく」とのコメントを出した。【遠山和宏】

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